故障時の保証制度をチェック

安心して給湯器を使うために

水が温かくならない!お風呂のお湯が沸かない!買い換えて数年が経つと、給湯器も劣化し、これらの異変が起きてくることも多々あります。さらに買い換えたばかりの給湯器でも、台風や地震などで、急に停止してしまうといったトラブルも起こりかねません。

そんな時役に立つのが、給湯器の“保証制度”です。給湯器の保証制度は、メーカーによって異なります。その上、年数が経つに連れ「この機会の保証内容なんだっけ?」となる人も多くいます。保障期間中、安心して給湯器を利用できるように、保証制度について紹介していきます。

知っておくべき2つの保証制度

給湯器の保証制度には、2つの種類があります。

1つ目はメーカー保証。期間はメーカーごとに違いますが、「不良品の取替えも含む」ものである場合が多く、大体1~2年の保証と考えておくといいでしょう。

2つ目は延長保証。これは販売会社ごとに、それぞれ決められている保証制度です。期間は大体5~8年くらいのケースが多いですが、業者によっては最大10年間もの間、保証してくれることもあります。

しかし、注意していただきたいのが、保証期間中や延長にするために掛かる費用です。「最大10年間保証(手数料あり)」といったように、保証期間が長くなると、それ相応の手数料を請求される場合があります。反対に「7年間無料保証」というように、手数料なしで期間中保証してくれる業者もあります。保証について調べるときは、保証期間以外にも細かく確認するようにしましょう。

保証制度と共に確認すべきこと

保証制度で期間中は給湯器が守られることは、上述のとおりお分かりいただけたかと思います。しかし、保証制度と同じく、購入前に確認しておくべきことがあります。

1つは、トラブルの際の対応はどうか。

「深夜にお風呂に入ろうとしたら急にお湯が出なくなった」という経験がある人も多くいるようです。こんなときは「朝まで業者に連絡できない…」や、「お湯が使えるようになるまでどれくらい掛かるんだろう…」という心配が頭をよぎると思います。しかし、業者によっては24時間365日で受付しているところや、深夜でもすぐに駆けつけて修理してくれるところもあるので、あらかじめ保証制度と共に確認しておくと便利でしょう。

もう1つは、給湯器の設置基準を満たしているかどうか。

設置基準とは、「ガス給湯器の設置に先駆け、安全に配慮している」「給湯器の設置に際して、騒音に対する配慮はできているか」といった、正しく設置するために業者が守らなければならないポイントです。設置基準を曖昧にしている業者に、給湯器の設置を依頼すると、様々なトラブルにつながります。近隣住民とのトラブルや、すぐに故障するなど、厄介なケースになることもあるため、業者選びも慎重に行いましょう。

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